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「Living High, Training Low」とは

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今やアスリートの常識となっている「Living High, Training Low」をあなたはご存知でしたか?
高地トレーニングは必ずしも標高の高い場所でトレーニングすることではありません。「Living High, Training Low」についてご紹介します。

1.Living High, Training Lowとは

“Living High, Training Low”とは「高地で生活し、低地でトレーニング」することを意味し、高地スリーピングとも呼ばれます。これは世界中に普及している高地トレーニングの最も一般的な実践方法です。世界のトップアスリートは、持久力・スタミナ、回復力を著しく向上させることを目的に高地トレーニングを行います。

2.高地スリーピングのメリット

・赤血球、ヘモグロビンの増加

・心肺機能、VO2maxの向上

・有酸素能、好気性パフォーマンスの向上

・乳酸耐性の向上

・脂肪燃焼効率の向上

・その他免疫機能の強化、高血圧の改善、ストレス・疲労全般の縮小等

3.高地トレーニングの歴史

1968年メキシコシティオリンピックの後、数多くのアメリカの陸上競技選手がアメリカのランニング記録を更新しました。彼らのトレーニングの唯一の違いは、長期間にわたる高地を拠点にした生活・トレーニングです。夜間は高地で眠ることで低酸素環境に身を置いて持続的な高地順化を得て、日中は低地へ戻って質の高いトレーニングを行っていました。

高地での生活と低地でのトレーニングを併用するこの手法は、高地トレーニングの恩恵を維持しながら、かつ、高地で激しいトレーニングをすることによる筋肉や免疫系へのダメージ、脱水症や過度の疲労などの高地特有のリスクを抑制する画期的な手法でした。

ランテックの提供する高地トレーニングシステムを使用することで、日本でも安全かつ効果的に“Living High, Training Low”を実践することができます。

参考リンク:

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9216951

http://jap.physiology.org/content/99/5/2053

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16497842

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